昨日は知人にチケットをもらったので人生初のシュートボクシング観戦に。
もちろん競技としては知っているし、一度観てみたいなと思っていたのでありがたいことだ。
しかも後楽園なんだけど、考えてみたらプロレス以外の格闘技を生で見るのはそれこそフジメグの引退試合以来である。
最近ではRIZINでRENAが出るようになり名前自体の露出は多いが、カードを見ても一人も知らない選手である。
昔中居祐樹っていう選手がいなかったっけ?アンディ・サワーもそうだよね?
ともあれどんなものかしらと勇んで出かけた。
会場の感じもやっぱりプロレスとはちょっと違うが、思ったよりショーアップされた印象だ。
そして、観客の女性率も高いのは団体の特徴なのだろうか。
そしてラウンドガールがエロい。
ただ、近くに座っていたガキが出てくる度にいちいち喚いてうるさかったが。
ちなみに、シュートボクシングは立ち技プラス投げ技があるというくらいしか知らなかったが、それによりポイントが加算されるらしい。
またスタンドの状態であれば決め技もできるため、そうした攻防も見所であるようだ。
第一試合はそれを説明してくれるかのように投げ技あり、最後は肩固めで決まるという具合。
よくわかったぜ。
第二試合はベテランvs若手な試合だが、近くにベテラン側のファン群がおりずっとコールを行なっている。
熱心だ。
おかげでゲシュタルト崩壊が起こりそうになったが、ともあれ序盤から激しい打合いが展開され、試合は大盛り上がり。
結果は若手の勝利であったね。
それにしても、試合中もずっとざわざわしてるのは女性客が多いからだろうか。
いろいろの組合はあるものの、基本的には打撃の攻防がほとんどとなるため、やはりキックの試合と近い感じはある。
展開の幅があるから思ったよりも面白い。
特にメインクラスの試合はさすがというか、気迫含めキレも何もレベルが変わる感じだったね。
特にセミの試合はとても良かったね。
勝ったのは兄弟揃ってシュートボクサーという選手だったが、相手の流血によるTKO、その終わり間際はバコバコ肘を当てに行っていて、結構エグいやつだなと思ったものだ。
ちなみにセカンドには天心がいた。
ファイナルは延長3Rまでも連れ込んだので都合8R、さすがの日本人王者もバテバテで、一方の挑戦者のブアカーオの秘蔵っ子は最後まで虚勢を張って勝利。
ムエタイの選手は本当にタフだ。
ただ、正直いくつかの試合を見ていると、だんだんだれてくるというのも正直なところ。
言い方はなんだが、基本的には同じルールでの戦いになるし、軽量級が多いのでKOとか派手な攻防は流石にない。
また、投げ技がある分かえって後半だと崩れてくたくたになっているが、その間時計も止まらないのでなんとなくグズグズ感が出てしまうのは仕方なしか。
プロレスの方が同じ後楽園でも演出は派手だし、選手のタイプもさまざまで、わかりやすく起伏があるのは競技性か。
その分マイクでがんばっているのが印象的だが、それがなんだがテキ屋感というか、それを出してしまっている気がする。
ともあれ、若い選手も多いし、なんだか元気だよね。
休憩時間にはRENAも物販に出てたね。
しっかりファンもついているし、なんやかんや盛り上がってたな。
ただ、いい歳のおっさんがぶっ殺せと叫んだり、ヤジが下品。
それが残念だったな。
また機会があれば観に行こう。