続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

棚橋が積み上げてきたもの

 

最近プロレスを観に行くのは年始くらいで、そのほかは何かよほど気になるものがあれば程度になっている。

 

流れはそれとなく追っているが、以前と比べればモチベーションは下がっている。

 

とはいえプロレス自体は好きなので、観に行けばそれなりに楽しんでいるわけである。

 

 

で、年始はなんとなくノアの元日大会はここ数年観ており、新日のドームはよほどでないと家でワールドで観ている。

 

ドームはデカすぎて試合そのものを楽しむと言うよりはお祭りだからね。

 

しかし、今年はやはり外せなかった。

 

なぜなら棚橋の引退試合だったから。

 

正直に言えばそこまで熱心なファンというわけではないし、かつての三銃士では私は柴田のファンで、当時は中邑も格闘技色強めのスタイルである中で、棚橋は藤浪譲りのドラゴン殺法を駆使していた。

 

私はそこまでオールドなファンではなかったし、元々格闘技の方が好きだったところからプロレスに流れてきて、よく観ていたのは三沢も在りし頃だったので、所謂四天王プロレスに当てられたこともあり、彼のスタイルは物足りないと感じていた。

 

私が見始めた頃にはすでに若手の1人として台頭し始めていた頃で、U-30のベルトを創設したり、吉江とIWGPタッグを持っていたり、永田と共にノアに乗り込んで力皇、森嶋のワイルド2とバチバチやっていた頃だった。

 

 

当時は総合格闘技がテレビ地上波で全盛で、PRIDEやK-1が年末の定番になっていた。

 

他方のプロレスは、一部レスラーが出場してKOされる様が流されており、まさに不遇を食らわされている真っ只中だったな。

 

新日レスラーで、永田、中西はじめ、安田、村上、石澤なども参戦。

 

後は中邑も総合に出て、K-1選手だったイグナショフに勝利していたな。

 

このようにある程度結果を残したレスラーもいたが、その中でも突出したのはやはりUインター系で、桜庭、高田あたりはプロレスの希望などと言われていたそうな。

 

ただ、当時総合に出ていたのは猪木がまだ権力を持っていた新日のみで、ノア、全日はノータッチ、強いて言えば杉浦が少しだけ参戦していた気もするが、それくらいだった。

 

ある意味プロレスとしての牙城をノアが守ったような格好だったので、ノアだけはガチ、などと言われていたな。

 

 

棚橋は新日系でありながら、格闘技色が一切ないレスラーである。

 

レスラーが総合の舞台で負ける中で、かつてプロレス最強と信じていた層が離脱、暗黒時代と呼ばれるようになるわけであるが、この頃から棚橋が明確にスタイルを変え始めた。

 

ドラゴン殺法を徐々に封印し、オリジナルフィニッシュを出し始めた記憶だ。

 

柴田がハードヒット、中邑がグランド主体の総合スタイルとなる中で、純プロレス的なスタイルを貫いていたわけだ。

 

対抗先にはノアの四天王プロレスもあっただろう。

 

その後まもなく三沢がリング上の事故で亡くなり、川田が気力の問題もあってか離脱、小橋はガンを患って一線から退き、田上が社長兼選手としてやっている期間もあったが、徐々に翳りが見え始めていた。

 

過激さは麻薬みたいなものだから、ひたすら危険な方向に加速しすぎていくことへの懸念とアンチテーゼとしての矜持もあっただろう。

 

彼なりのプロレス論もあったのだろうなと思っている。

 

 

その後、総合格闘技の人気も翳り始める。

 

一つはボコボコに腫れた血まみれの顔が、テレビのゴールデンタイムで放映する位は過激すぎるという話と、もう一つはコンプラ強化に伴う裏側の存在のためだ。

 

あっという間にその人気は引いていき、今では日本ではマイナースポーツになっている(RIZINはなんだかんだある程度集客があるらしいが)。

 

それと前後するように、徐々にプロレス人気は復調し始めていた。

 

新日本は猪木体制から、オーナーがゲーム会社のユークスになって、様々な権利関係が整理されて、体質的に猪木の団体ではなくなっていた。

 

その頃には中邑はたぎり始めていたし、柴田は総合格闘技へ転向してまたプロレスに戻り始めていた頃か。

 

棚橋はもちろんエースだ。

 

さらにオカダが台頭し、新たなエースが登場し、ブシロードがオーナーになった。

 

そこからプロモーション強化もされたことで新しい層にもリーチし始めて、今に至るわけだ。

 

 

新日本プロレスがこうして再び浮上してきた原動力というか礎は、間違いなく棚橋の功績である。

 

新体制になってからも、飯伏、ケニーが登場したことで再び過激路線に。

 

やはりファンは熱狂するわけであるが、この時は棚橋もかなり危機感を覚えたのではないだろうか。

 

また、KENTAとまさかのハードコア戦をやることになった際には、試合後に涙する場面もあったが、その際KENTAのSNSでのコメント含めて印象的であった。

 

 

そんなあれこれはあったが、結果的に今に至れば支持されたのは棚橋だったし、過激さやWWE的な割り切りがプロレスの生きる道ではない、ということは明確に示された。

 

それこそオカダもそうだし、デイビット・プリンスやAJ、ジェイやオスプレイ、バレットクラブの面々など、新日本で育ったレスラーがWWEでも活躍しており、他の日本人レスラー含めて定期的に引き抜きの話が出てくる。

 

そうした目に見えてわかりやすいレスラーだけでなく、新日本の選手は全体的に言ってずば抜けて選手層が厚く、ベースのレベルが高い。

 

これはヘビーもジュニアも両方で、フィジカルの強さは言わずもがな、ちゃんとプロレスセンスもあるし、成長も著しい。

 

定期的にちゃんとスターが出てくる土壌もある。

 

もちろん親会社のブシロード資本力やキャラクタビジネスのノウハウをうまく使っていることはあるものの、それができるのもどの世代にもちゃんと見せられる試合をできるのが何よりだ。

 

他団体との絡みを見るたびに本当にそれを感じる。

 

そうしたプロレスの中からの発信もさることながら、タレントとしても外に出たり、裏側でいろんな人と健全に繋がったりということもやってきたことがちゃんと結実しているわけである。

 

これはすごいことで、まさにプロレスを変えたのだから。

 

 

前置きが長くなったが、そんな棚橋の引退試合は東京ドームが超満員、相手はオカダ・カズチカだ。

 

いろんな期待値はあったけど、結果的に良かったと思う。

 

詳細は書かないけど、棚橋は最後まで棚橋だった。

 

天龍の引退試合はプロレスラーとしての矜持を示したように思うけど、棚橋の引退試合はプロレスのあり方を示したような試合だったと思っている。

 

何の違いかと言えば、会場全体が棚橋を応援する、みたいな空間だったけど、そういう多くの人が一緒に熱狂する空間を作り上げる、という意味である。

 

それは棚橋が積み上げてきたものと、やっぱりオカダという圧倒的なレスラーがいて成り立つからね。

 

オカダもやっぱりすごい。

 

リング上ではかつての場面を、レフェリーの海野さん含めて再現するようなところが諸所にあり、またかつての盟友たちのムーブをやる場面も。

 

試合は30分を超える長丁場であったが、最後はしっかりをオカダが締めた。

 

いい試合でしたね。

 

 

試合後のセレモニーでは退団者が花束進呈に来場していたが、みんなちゃんと入場曲+花道からの登場がほとんどだった。

 

やはりAEWからが多かったが、柴田も登場。

 

また飯伏もケニーと共に登場したが、おそらく当日急遽できたのだろう。

 

場の演出もなく、服装もTシャツ、怪我のため歩くのもおぼつかないくらいだが、自力で歩いていたな。

 

辞め方は良くなかったが、棚橋も飯伏を小突くような場面もあったし、会社としての立場と個人としての立場は違うからね。

 

また内藤も登場したが、とにかく入場が長いし、マイクもちょっと自分を出しすぎだろと正直思ったな。

 

まあ、一番びっくりしたのは武藤も棚橋も引退なのに、藤浪がまだ現役という事実だが。

 

 

正味5時間を超える長丁場だったが、体感的にはあっという間だったな。

 

他の試合ももちろんどれもクオリティは高いしね。

 

セミになったが辻とTakeshitaの試合も良かったよね。

 

Takeshitaはちょっとずば抜けすぎているのが難しいところだが、辻も序盤に肩か首を痛めたようだったので、それがなければもっとよかったかもな。

 

またウルフアロンのデビュー戦についても、すでに方々で言われているがEvilが光っていたな。

 

アロンももちろん良かったんだけど、とは言え明らかに序盤ですでに肩で息をしていたし、プロレス的な引き出しはまだまだなので、ラフな試合にあえてすることでヒーロー感を煽れるし、受けている間は受け身でいられるからね。

 

ラストの三角絞めについても入り方は流石に鮮やかだったが、他方でそこに持っていく流れをちゃんとEvilが作っているというね。

 

なんだかんだ影のエースはEvilかもしれないな。

 

 

こうした試合もさることながら、お客さんもしっかり盛り上がって楽しんでいる感じもよかったよね。

 

話題があれば一見さんでもドームクラスを満杯にすることはあるだろうけど、この試合での満杯はそれとはまた価値が違うよね。

 

かつて暗黒時代と呼ばれていた頃に歯を食いしばって、世間からも批判やブーイングを浴びて、時に自分があえて踏み台になりながら支えてきたことなどが積み重なってのこれだからね。

 

これからは社長としてやっていくだろうから、今度は裏方として時代を作って行ってほしいね。

プロレスごっこ?

Xで俄かに「プロレスごっこ」という言葉がトレンド入りしてしばらくい続けている。

 

また謎のアンチによる何かだろうかと思ったが、やらせだとかいった批判?ではない。

 

私が目にしたきっかけは秋山準のポストだが、一体何があったのか。

 

調べていくときっかけらしきポストを発見、どうやら1プロレスファンが、どこぞのレスラーのコメントに苦言を呈する形で「プロレスごっこ」と揶揄したことが拡散したらしい。

 

それを受けてまたいろんなユーザーから批判されてレスラーきっかけで広がって炎上状態になったようだ。

 

 

ただ、私は元のポストをみた時に、プロレスごっこという言葉は表現の仕方としては違うと思ったが、言いたいこと自体は共感を覚えないでもなかった。

 

地方巡業に参加しないことに対して、オファーがないから、とあけすけに答えたことに対して、そりゃないだろということが言いたく、それを契約云々といったことまで言ったことで余計な波紋を生んだのだろう。

 

でも、そこでファンの期待する答えは、そんな現実的な話ではなくてもっと盛り上げてよってことだろう。

 

そりゃ実際問題はそうなんだろうけど、それじゃチャンピオンシップも盛り上がらないだろうと。

 

プロレススタイルはそれぞれなので、そうしたリング外でのエンタメはしない、というスタンスもあってもいいけど、程度の差はあれプロレスからそれを無くしたら単に表現の幅が狭まるだけだぞ。

 

もちろんリング上のパフォーマンスが最上位よ、それがない限りはなんの説得力もない。

 

だけど、その戦いに意味を持たせてほしいのよ。

 

なぜなら、プロレスは戦いのエンターテイメントだし、もっといえば私にとっては生き様のエンターテイメントなんですよ。

 

フィジカルの凄まじさそれ自体は価値があるけど、ただのサーカスが見たいわけでもないし、むやみやたらな喧嘩がみたいわけでもない。

 

言われた通りのカードを淡々とリング上だけでこなすのをみたいわけでもないのよ。

 

 

わかっているよ、さすがにプロレスがどういうものか。

 

でも、それを公明正大にいうことは野暮でしかない。

 

少なくとも私はそれだけを見ているわけではなくて、その向こう側に見えるレスラー自身の意地だったり価値観だったり見栄だったり、そんな滲み出る人間が見たいんですよ。

 

だから、最近特にレジェンドと呼ばれる女子レスラーがYoutubeであけすけにベラベラ喋っている様は興醒めで仕方ない。

 

どう言うつもりか知らないが、黙ってろよとしか思えない。

 

現役当時どれだけ実績なりを残したとて、それは世話になった業界に後ろ足で砂をかけるような行為だろ。

 

ミスター高橋高田延彦があれだけ批判されて、なんでこいつは批判されないのか理解できない。

 

 

それはともかく、インタビューの発言にしても現実にはそうなんだろうけどそれをどうファンに発信するかがプロだろって。

 

カメラの前ではプロレスラーなんですよ、ファンにとっては。

 

役者とは違うし、芸人との違いもそこなのよ。

 

だからプロレスファンはプロレスラーが元気だと嬉しいのよ。

 

 

少し話は変わるけど、葛西なんかはまさにプロレスラーの代表格の1人だと思うが、私は彼は超一流のプロレスラーだと思っている。

 

なぜかって、デスマッチをやっているのに、生きてリングを降りることしか考えてないっていうからよ。

 

狂猿などと呼ばれているので、キャラ的には「いつでも死んでやるよ」なんて言った方が色々マッチするが、彼は「生きてリングを降りないとダメだ」と大声で言う。

 

素晴らしい発言よ。

 

ぬるいやつからすれば、「なんだよ、デスマッチとか言いながら死にたくないのかよ、ダッセ!」とは言いそうだが、そうじゃない。

 

それでも生き抜くと言うことを見せるエンタメなんだよね、プロレスは。

 

 

私が好きなレスラーは、柴田やKENTAなど、ずっとかっこいいばかりでもないし、柴田に至っては本当に生死の間にもいた存在だ。

 

鈴木みのるも歳をとっても、女子とやっても、コミックレスラーとやってもかっこいい。

 

なぜか?生き様ですよ。

 

死に様じゃなくて、生き様を見せてくれるからよ。

 

肉体的な強さそれ自体は素晴らしいことだよ。

 

だけど、それだけじゃ驚きはあっても共感はできないし、極論サーカスと一緒なんだよ。

 

 

今回の件では、元ポストの人の言葉のチョイスは良くなかったし、ちょっと違ったと思う。

 

それに、私の価値観とは違うとは思うけど、期待しているものは近いのかなと思ったし、彼の言いたかったことやがっかりしたポイントは、わからないではないと感じた。

 

世界観云々とは評価軸は違うけど、アスリートなだけのレスラーには、少なくとも私はあまり魅力を感じない。

天才と秀才

上谷沙弥がヒールになってからすっかり絶好調だ。

 

怪我も重なり、悪質な客の嫌がらせでメンタルもやられてしまっていたが、そこからすっかり強くなったものだ。

 

最近ではテレビのバラエティにも多数出ており、一般層にもリーチを広げているようだ。

 

 

元々可愛らしい見た目に上背もあって手足も長く、ビジュアルは恵まれていた。

 

加えて圧倒的な運動神経でフィジカルも凄まじかったので、端的に言ってバケモノ的なレスラーではあった。

 

ただ、性格は真面目でちょっと天然ということもあって、プロレスラーとしては少し真っ直ぐ過ぎなところもあったのが正直なところだ。

 

とはいえ、どちらかといえばその性格も含めて天才と呼べるタイプだと思う。

 

今はヒールになっているが、いい意味で紗弥様として、有り体にいえばキャラを入れているから、プロレスラーの自分を客観視できるようになったのではと思う。

 

そのことでとてもうまく回るようになったのかなと思う。

 

彼女の一つのモデルケースはかつてのQQのリーダーであった渡辺桃なのかなと密かに思っている。

 

桃は秀才タイプだと思うが、プロレスの実力は少なくとも同年代では随一だし、真面目さが足枷になっていたがヒールになってからはのびのびやっているように見えるのも、真面目さの足枷をうまくかわせるようになったなと勝手に思っている。

 

試合なんてどれも最高だろ、それが示している。

 

 

他方で人気レスラーながら、個人的には今一つ抜けきれないなと感じるのはスターライト・キッドだ。

天才・岩谷の妹分として長らくいたが、ここ数年は独立してヒールを経て自分を確立しているかのように見える。

 

念願の白のベルトも獲って、自分がリーダー的なポジションでユニットも作ってと順調に見えるが、私はあまり思ったような展開にはなってないのかな、なんて思ってしまう。

 

彼女の長年のライバルで、今は同じユニットでやっているAZMは天才だと思っている。

 

かつての岩谷と重なるのはもっと貪欲になればいいのにという感じだけだが、いずれにせよ世界的に見てここまで動けるかつどんな試合にもどんな相手でもスイングするレスラーはいないだろう。

 

2人の試合は2人の歴史も相まってスターダムの黄金カードになっているし、お互いに認め合っているのも事実だろう。

 

でも、なんかスタラキはずっと焦っているような印象がいまだに拭えない。

 

焦っているというか、迷っているんだろうなという気がする。

 

 

一度は大きく沈んだ上谷が、今や地上波にも出て一般層にも認知を広げており、着実に集客に繋げている。

 

その前からちょくちょくTVや他メディアにも出ていたのは彼女だが、言い方は悪いがすっかりまくられた形だ。

 

そりゃ焦るよな。

 

相手がただの見た目だけのアイドルなら別だが、フィジカル化け物である。

 

スタラキは秀才タイプだと思うので、そこの対比がなかなか鮮やかで、そこにこそ面白みもある。

 

最近YoutubeでエルフをMCに迎えての番組があるが、その両者の会をみると対比がより鮮やかだよなと思う。

 

 

少し話はそれるけど、今更ながら岩谷とつっかのIWGP戦を見てるが、これを見ても岩谷は天才、つっかは秀才タイプだ。

 

天才タイプは感覚でやっているところもある一方で、秀才は全てについて考えながらやっている。

 

なので、得てして天才にとっての天敵は圧倒的な秀才タイプだ。

 

2人の試合をみるとその感じが鮮やか過ぎて、でも久しぶりの試合とあってつっかの怪我により試合はTKOになったわけだが、こういう感じも物語っているように感じる。

 

 

天才上谷が自分の活かし方を見つけた今、ここに追いついていくのは相当なことだろう。

 

先のエルフの番組でも、マスクを取って登場したが正直空回っていた。

 

いっそマスクを取って自分を脱ぎ捨てるか、徹底してスターライト・キッドであり続けるか、彼女の瀬戸際だろう。

 

直近で袂を分ったすずは天才タイプだ。

 

しかも岩谷、AZMと違うアグレッシブな方の。

 

だからユニットは別れたんじゃないかなって。

 

組んだもの山下とかナチュラルボーンだし。

 

 

私は秀才タイプだ、残念ながら天才ではなかった。

 

社会人になってから営業としてずっとやっているが、ガンガン懐に入り込んでいくやり方はできなかった。

 

その代わりに勉強して、努力して、違う戦い方をしてきた。

 

そのおかげでどこにいってもそれなりに戦えるスキルは身につけられたけど、稀に現れる天才肌のやつにはどう頑張っても勝てなかった。

 

でも、一方でひたすら考えて言語化してきたので、違う力を発揮できていると思う。

 

周りからもわかりやすい!とご評価いただくしね。

 

でも、その自分なりのマニュアルを作るのに結構な時間も手間もかかる。

 

毎回それをやらないといけないので、本当にしんどい。

 

こんなこといつまでやるんだって毎回思う。

 

でも仕方ない、それが私の武器だし、他の戦い方をできないのだから。

 

 

最近あまりプロレスをがっつり見ていないけど、久しぶりにいくつかの試合やメディアを見てなんかそんなことを思ってしまった。

 

天才と呼ばれる人たちにもそれぞれの悩みがあるのは分っているけど、でも必死で積み上げたものをちょっとのきっかけで急に飛び越えていくやつがいるんだよ。

 

それをみると絶望したくなるんだよな。

 

それでも戦うしかないから、人生ってのはなかなか厳しいゲームだ。

 

 

スタラキは今色々の岐路だろうなと思う。

 

マスクをとるかどうか、そうした何かの自己顕示欲と折り合いをつけて圧倒的なレスラーを目指すか。

 

フィジカルはすごいし、実際いい試合もできる。

 

努力だけであそこまでいくことは普通はできないから、彼女もその方面では決して並ではなく、ある意味では天才の部類なのよ。

 

でもそれがプロレスの難しさで、サーカスならスーパーエリートだろう、でもそうじゃないからね。

 

プロレスの天才なんて一握りもいないだろうけど、それでも歴史に名を残すことはできるはずだ。

 

まだ若いんだし、間違いなくいいものは持っているので、どこかでキッカケを掴めるといいよね。

 

引退をかけないと試合は面白くないのか?

先日無料ライブ配信までしたスターダムの上谷vsたむの引退マッチ。

 

結果は大江戸隊の介入もあって上谷の勝利となり、たむは退団扱いとなった。

 

試合後、マイクで上谷がたむを煽る格好で再戦が決定、タイトルマッチ兼敗者引退という、もはや建前が欲しかっただけとしか思えないマッチメイクだ。

 

わざわざ上谷側が煽ったのだから、観ている側からしたら不思議な展開である。

 

当然のように賛否を巻き起こしたのだけど、たむが予定通り退団扱いになったことで、一部ファンから「これで満足かよ!」と怒り半ばに叫ぶ者もあり、ちょっとした物議だ。

 

現社長もわざわざコメントを発表しているが、とりあえず決着戦となる大会に来てくれ、とか言っている。

 

ちなみに試合自体はさすがというもので、たむはあんなブリブリしているが締めるところはしっかり占めるし、技も正確。

 

上谷はフィジカル化け物だし背も高く手足も高いので何をやっても様になる。

 

だからこそ、この演出って本当にノイズでしかないのよね。

 

 

個人的にこの手の演出は嫌いだ。

 

プロレスファンのだれも、基本的には選手に負けたら引退とかそんな見せ方を望んでいないと思っている。

 

だから、負けたから実際に退団させろとかそんなことが言いたいのが本質ではなくて、そもそもそんなことやらないでくれという話なのだ。

 

選手は日々体を酷使しているから、表には見えないケガもあるだろうし、特に女子の選手の方がメンタル的にも食らうことは多いだろうから、たむ、上谷のどちらかがそのあたりでもう限界なのかしら、と思わないではない。

 

そうだとしても、引退するならヒールだろうがなんだろうが気持ちよく引退式とかやってさ、ちゃんと儀式としての10カウントとかさ、そういうのをやってほしいのよ。

 

それができるのがプロレスだし、ファンだってそれを望んでいるでしょう。

 

仮にどこかでまたやりたくなったら戻ってこられるように意思に反して引退という体を

取りたいのだとしたら悪手でしかない。

 

引退した後復帰した選手なんていくらでもいるんだし、それならそれで別にファンからすればうれしいだけなのに、変に引退マッチとかやったら結局既定路線じゃん、とか変な批判を浴びるだけで、メリットなんてないだろうと。

 

確かに一時的な集客なり注目なりは集まるかもしれないけど、普段プロレスなんて興味ないくせに声だけデカい馬鹿のえさにさせるだけである。

 

閉じていることがいいことではないのは当然として、広げ方というのもあるだろうと。

 

 

まあ、私は最近はあまり会場にもいかないし、あんまり見てもないのでそんなに偉そうに言える立場でもないけど、実際コアなスターダムのファンからみたらどうなんだろうね。

 

いつかの歴史をなぞりたいんか知らんけど、その歴史を知らない私のような人間からすれば、ばかばかしいとしか思えないんよ。

 

少なくとも、いいやり方だとは思えないけど、いっそ逆手にとって引退した後マスクウーマンとかで再登場してくれるのもありかもしれないけどな。

 

そこまでやるなら面白いけど、ないだろうからな・・・。

生きることのエンターテイメント

昨日は久しぶりのプロレス興行で、タカヤマニアへ。

 

試合中の事故で首から下が動かなくなって久しい高山、その治療のためのチャリティイベントとして不定期に開催されている。

 

今回はメインカードで柴田と鈴木みのるのシングルが第1弾カードとして発表されたのだが、私はその時点でチケットを取得。

 

柴田はプロレスを見始めた頃からずっとファンなのだけど、件の怪我により新日本ではリングに上がれなかったため、今は海外に拠点を移しているため、生で試合を見られる機会が極めて限られている。

 

もちろん映像ではその活躍は知っていたけど、やはり生で見たいのよ。

 

そして鈴木みのるはもはや説明不要のプロレスラーだ。

 

個人的には鈴木みのるがわからないやつはプロレスは一生理解できないとすら思っている。

 

そんな2人は派手な跳び技もしない、ゴツゴツとしたぶつかり合いの中にしっかりと技術が光るので、この組み合わせならもうこの時点で間違いない。

 

私が取らない理由はなかった。

 

その他にも全5試合のカードはいずれも名選手ばかり。

 

唯一の女子枠では、かつてGAEAであった里村と広田のシングルだ。

 

里村については引退も発表しており、残りわずかな試合ということで貴重だし、私は女子の中でも圧倒的に金のとれる、つまり観る価値のあるレスラーだと思っている。

 

対する広田もコミカルレスラーとして名を馳せているが、いうても技術はピカイチだ。

 

むしろコミカルをちゃんとできるためには技術がないとできない。

 

そんな2人の試合も期待だ。

 

そして結構びっくりしたのが、かなり久しぶりの表舞台と思われる井上雅央である。

 

まさか橋本・優于のTEAM 200kgとのタッグである。

 

対するはかつてノアで一緒だった秋山もいる。

 

ちなみにそのタッグには松本浩代もおり、私はこの子もマジでもっと売れていいと思っている。

 

身長も高く、スタイルもいいしパワーもあるし華もあるし、レスラーとしての実力もやはりピカイチ。

 

もはやカードが出た時点で満足以外期待できないわけだが、結論から言うとやっぱり最高でした。

 

 

先ず第1試合はタッグマッチ、佐藤光留・植木嵩行 vs 葛西純鈴木秀樹だ。

 

実は葛西以外は生で観るのは初めてだし、申し訳ないが植木という選手は知らなかった。

 

背中を見るにどうやらゴリゴリのデスマッチファイターらしい。

 

試合はノーマルとハードコアを行ったり来たりするような展開だったが、全体になんとなくコミカルだ。

 

鈴木についてはこの手の試合のイメージもなく、実際戸惑っている印象もあるが、序盤の佐藤とのグランドの展開など、さすが痺れさせてくれる。

 

この佐藤も変態レスラーというイメージが強かったのだけど、上記の通り技術はすごい。

 

そして体つきもバキバキにキレており、こんなにすごいレスラーだったのかとびっくりした。

 

にも関わらず竹串を刺されているし、それ受けるんだという驚き。

 

試合は葛西組の勝ちだったが、何故か終盤鈴木がレフェリーにちょっかい?を出している。

 

何か因縁でもあったのだろうか。

 

ともあれ、リングを降りた負けチームも、しっかり存在感を示していた。

シャンプーするとき辛そうだよな。

 

 

続く第2試合は里村vs広田、改シン・タカヤマヨシヒロだ。

堂々たる里村、女子プロの横綱は伊達ではない。

 

対するシン・タカヤマヨシヒロ。

もはやこのコスプレは定番となっているが、先の木村花の記念興行然り、ちゃんとリスペクトがあるし、動きもしっかり再現するのでファンから1mmたりともブーイングは飛ばない。

 

ちなみにこんな格好なのでまともに試合などできるはずもないのだけど、ビッグブーツやエセエベレストジャーマンなどちゃんと高山ムーブもやるあたり流石すぎる。

 

対する里村も、基本コミカルが得意なタイプではないと思うが、適度に付き合いつつしかいどうしても放たれるさっきがいいスパイスになっており、動きのキレもいいし、体も以前よりバルクアップしているし、まるで引退を宣言した選手には見えない。

 

最後はきっちり締めるが、試合後何事か言葉を交わしていたのが印象的であった。

 

 

続く第3試合は6人タッグ、秋山・石川・松本 vs TEAM200kg・井上雅央である。

 

まさか入場の最後を飾ったまさおだが、入場時からすでに足を引きずっており、すでに心配が募る。

 

実際試合が始まると、まともに歩くこともできないくらいだし、当然ロープワークもできない。

 

どうした雅央!と誰もが心配になるわけだが、面子を見れば一流ばかり。

 

しっかり試合は組み立てていく。

 

序盤は橋下が大男相手に流石の動き、優于もそうだがあの体型であれだけ早く動けるのは意味がわからない。

 

秋山とのレスリングの攻防も流石だし、終盤ではあの石川をジャーマンで投げ切ったのだから流石としかいいようがない。

 

そして雅央、秋山との懐かしいやりとりもあり、ファンもよくわかっている。

 

全然動けていないのだがブーイングなんて飛ばない。

 

雅央がんばれ!と誰も言わないが空気が伝わる。

見せるところは見せつつ、結局この試合の主役はまともに動けない雅央だったのが面白い。

 

プロレスってのは、多様性しかないんだよな。

 

ラストはエクスプロイダーを仕掛けたが、まともに受け身ができない雅央を見て丸め込みで3となった。

 

太々しさを最後まで見せながら、職人的にやり切った。

 

足をしっかり治してほしいね。

 

 

ここで武藤、論外のトークパートを挟んで、次はセミファイナルだ。

 

菊タロー浜亮太 vs 丸藤・男色ディーノという異色タッグ。

 

菊タローチームは揃ってマツコデラックスな佇まい、そして入場時にお馴染みのディーノのキスタイムは、なんと挙手制になっており、勇気ある男性陣が挙手してキスをして回るという謎の空間であった。

 

それにしても、まさかセミまでコミカルになるとは思わなかったが、注目は丸藤だ。

 

どこまで自分を通すのか、ディーノとの熱い接吻はあるのか、そんなことしかもう興味はない。

 

試合中もツッコミを入れたり愚痴ってみたりで丸藤なりに頑張っているのもわかるが、この辺りはディーノと菊タローは流石すぎる。

お馴染みのこのシーンであるが、このタイミングでは入らなかった。

 

なんの百戦錬磨なのだろうか・・・。

 

そして終盤、ついに丸藤が!

菊タローへのリップシンクで見事?3カウントとなった。

 

まあ、この辺りが手の打ちどころだよなと思いつつ、あの丸藤にこんなことさせたのだから大したものだ。

 

実は裏で、高山とも話をしたらしく、このカードも高山の意思も汲んでだったとか。

 

高山も何気にこういうの好きなんだろうな。

 

実際DDTにも出てたしね。

 

それにしても、ここまでの時点でどの試合もハズレがない。

 

一流が揃うとこうなるんだよな。

 

 

そして待ちに待ったメインだ。

 

柴田もみのるも生で観るのは久しぶり、楽しみしかない。

 

先ずは柴田の入場。

柴田だ・・・。

 

リングインして、あのロープワークを軽快に見せる。

 

おお、柴田だ!

 

ほんと、色気のあるいいレスラーになったよな。

 

そして鈴木みのる

なんか知らんがかっこよく撮れた。

 

もういい年なのにこのコンディション、流石すぎる。

こうして向かい合うだけでもう最高です。最高です。

 

序盤はそれぞれ総合の経験もあるのでグラウンドやコブラの取り合いなどの展開もあるが、不意にみのるが「おまえらこれが見たいんだろ」と語りかけると、逆水平合戦に。

 

どちらもそういうイメージはあまりないのだけど、これは解説で来場していた小橋への意識もあったのだろうか、そこからはひたすら逆水平の撃ち合いだ。

 

観客席にもしっかり雪崩れ込んでいくあたり、さすがすぎるのよ。

実質みのるが試合を引っ張った格好だが、殺伐した緊張感の中にしっかりエンタメを挟む、さすがなのよ、ほんと。

 

会場をぐるり一周しつつ、しっかり解説席に向かうと小橋も参戦。

初めはみのるを柴田が羽交締めにしているところに小橋が得意の逆水平をかますのだが、何故か柴田も自ら受けにいく。

 

瞬間つい表情がマジになってしまうのが流石の小橋だ。

 

いいチョップだった、私がプロレスにズブズブにされたのは小橋のせいなので、こういうのって嬉しいよね。

 

その後もひたすらチョップ合戦を展開しながら25分経過。

 

そこから試合が動いて、最後は柴田の勝利となったのだけど、ここまで来ればそんなことは些事だ。

試合後、握手を求める柴田の手を振り払うと、鈴木が座礼、それに応えて柴田も座礼。

 

マジで京平が邪魔すぎて、この後もずっとリング上をちょろちょろしており、個人的にはイラついてしまったのだけど、ともあれさすがの締めですよ。

 

先ずは柴田がマイクで話して、続いて締めのみのるの言葉を持って、出場選手全員を呼び込んでの記念撮影だ。

 

ちゃんと全方向に向いてくれたのが嬉しかったね。

 

そしてラストはもちろんみんなでのノーフィアーの合唱、かと思いきやここでサプライズ、高山本人の入場だ!

 

車椅子の高山がすんなり上がれるように、全選手がロープをすぐに外す。

 

みんなに担がれながらリングイン

 

ここからはずっとやばかったな・・・。

 

軽く撮影タイムを経て、高山が青コーナーサイドに移動すると、みのるが赤コーナーから対峙する。

 

急遽時間無制限1本勝負のアナウンスが。

 

ここからみのるはひたすら高山を煽り立てる。

 

「立てよ!立ってみろよ!」

 

それに応えるように高山も体をよじるが、残園ながら立てるほどではない。

 

腕も落ちないように肘掛けに固定されているくらいだからね。

 

首だけが動きながら、遠目にも明らかに悔しそうな顔で涙を流す高山の顔がはっきり見えた。

 

それでも叫ぶみのる、場内は高山コールだ。

 

会場のみんなもわかっている、まだ立てるほどの回復なんてしていないし、奇跡なんてそんなに起きない。

 

だけど、それでも不自由な体をなんとか動かそうというのはわかる。

 

でもできない悔しさが涙になって流れている。

 

リングの下では柴田も目頭を押さえながら顔を伏せる。

 

「お前が立たないなら、この勝負はお預けだ。お前が立ち上がるまで、俺はプロレスラーやってるからな!」というみのるの言葉でノーコンテストいなったのだった。

高山を抱擁するみのるの目にも明らかに涙が滲む。

 

そしてラストは、高山自らの発声でノーフィーアで締められた。

 

 

今回の大会は、私がプロレスを見ている理由全てが詰まっていて、これがプロレスだよなと思ったのよ。

 

いろんな価値観やスタイルがあるから、それらを否定しようとは全く思わないし、それぞれの面白さがある。

 

だけど、本質はそういう表面的なスタイルではなくて、詰まるところ試合などを通して見えてくる生き様こそが何よりの魅力で、だからこそ私はプロレスの試合を通してレスラーの生き様を見ているし、それにこそ勇気づけられる。

 

メインを戦った柴田は、先にも書いたように本当に生死の間にいたし、失明に近い状態からひょっとしたら命を落とす可能性のある手術によりリングに復帰した。

 

解説の小橋も腎臓がんを患って、そこから復帰を果たした。

 

みのるは大きな怪我などはないが、一時はメンタル面などのことで引退を仕掛けたがそこから最前線に立った。

 

彼らだけじゃなくて、一流のレスラーはそのパフォーマンスだけじゃなくて色んなところに生き様が出ているんですよね。

 

それをわかりやすく表現した金言が、葛西がかつてデスペラードに放った「プロレスラーは何があっても生きてリングを降りなきゃいけないんだ」という言葉である。

 

デスマッチレスラーの葛西がいうからこその説得力があるのだけど、でもこれは全プロレスラーにとって1番大事なことで、生きて戦い続けている姿が何より大事なんですよ。

 

雅央だってまともに走れないけど、彼は彼なりのレスリングをしっかり見せた。

 

三沢は無茶をしすぎてリングを生きて降りられなかった。

 

そういうこともたくさんある世界だから、ちゃんと生きてリングを降りることが大事なんだよ。

 

 

私の人生観とか価値観とか、そういうものの話になってしまうんだけど、やっぱり生きていくのはしんどいから、だからこそどう足掻いて生きていくかって私個人にとっての本当に大きなテーマなんですよね。

 

私には生き続けるための大きな大義も動機もなくて、正直しんどい。

 

たまに不意に自殺の誘惑に駆られることもある。

 

死んだら考えなくていいから楽になるからさ。

 

だけど、それって何かに負けたような気持ちになるし、少ないながらに自分を信じてくれる人たちに何も恩返しもできていない中でいなくなるのは不義理じゃないか、みたいな思いもあって実際にはまだ生きている。

 

生き続ける理由も動機もないけど、だからこそこうやって生きてやるぞって足掻いている人たちを見ていると、勇気づけられるというよりは発破をかけられるような思いがして、負けてられないなって思うんですよね。

 

感動ポルノという言葉があるけど、ほとんどの場合死ぬことについての悲しみを弄んでいる印象があって私は本当に消えて無くなってほしいジャンルだと思っているし、映画などにされるたびに最低最悪のエンタメ表現だと思っている。

 

でも、プロレスの見せているのはどう生きるかなんですよ。

 

別に命に関わらなくても、それこそ飯塚のように正統派だったところから怪奇派になって、そうしてでも生きていくことを選んでそのためにひたむきにやっている姿って、最高じゃないですか。

 

生きていくために必死なんですよ、だから意味がある。

 

 

高山が自らの足でリングに上がれる日が来るのを、私も陰ながら待ちたい。

 

仮に上がれなくてもいい、今回椅子から動けなかったところから、少しだけ体が浮く程度でもいい。

 

そんな高山の姿を、引き続き待っていたいですね。

 

本当に、メインの試合は年間ベストバウト級だし、この大会全体が近年稀に観る最高のプロレス興行だったと思う。

 

プロレスっていうのは生きることのエンターテイメントなんですよ。

 

だから、最高なんですよね。