続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

2016-01-01から1年間の記事一覧

成長の1年 -アイスリボン後楽園

今日はプロレス納めとて後楽園でアイスリボンの試合を観に行った。 今年一番観た団体はここだったな。 メインカードはICEX∞のベルトを懸けたトーナメントの準決勝、決勝なわけだが、タッグ戦でも面白いカードが。 ベルト戦はアイスの誇る?重量級組vsWaveの…

思いはせる、年の瀬年始

先日今年のプロレス大賞が発表された。 大方の予想どおり内藤がMVPになったが、候補も棚橋、オカダと新日本勢のみとなっており、もう少し他の団体、フリーからも出してしかるべきだと思うがさておき。 そしてベストマッチは丸藤vsオカダのG1初戦。 これにつ…

自滅こそが・・・?

この週末でノアがひと段落ついたらしい。 何かと言えば、2年くらいか、ずっとリング上で発信し続けた鈴木みのるがとうとうノアを去ることに。 結構批判もされていたけど、なんだかんだノア関連のニュースで鈴木みのるの絡んでいないものの方がはるかに少なか…

勢いの先 -アイスリボン1103

今日はアイスリボン新木場大会へ。 注目は何と言ってもつっかvsつくしのベルト戦である。 かねてよりそのポテンシャルは素晴らしいつくしと、所属選手総当たりを演っているつっかの1戦、これはみておきたいと思った次第。 この日は5試合組まれていたが、他…

後楽園大会以降が大事 -10.8ノア後楽園

昨日は久しぶりにノアの後楽園大会へ。 私は別な用事を作ってしまったので両国へは行けない分、ここで丸藤・オカダを生でみたかったから。 もっとも、今回は前哨戦としてのタッグマッチだったのだけど、ノアのタッグは新日本のシングルの前哨戦程度の価値か…

貧乏くじ

にわかにノアが少しだけ盛り上がっている。 週プロでも特集されたり、選手のインタビューが載ったりと、表に出る機会が増えている感じである。 理由はやはり新日本との絡み、その中でも丸藤とオカダのIWGP戦ゆえである。 10日に両国でタイトルマッチをやるの…

イベントとしての志が感じられない -RIZIN

今日は大晦日に続きPRIDEの後継イベント、RIZIN2回目?が放送されていた。 今回の目玉カードは、なんだったのだろう? まあ、山本美憂vsRENAだろうか。 対戦カードを見ても10年くらい前で止まっているかのようなものが多く、とてもUFCに対抗してやろうという…

今年のG1は布石のシリーズ

今日で永きに渡る新日本の夏の風物詩、G1クライマックスが終わった。 決勝は後藤vsケニーとなり、優勝は見事外国人選手初としてケニーであった。 私も個人的にケニーの優勝を望んでいたし、そうなった方が面白いと思っていたので、よかったですね。 試合内容…

フィニッシュホールドのあり方

プロレスに於けるフィニッシュホールドとはなんなのか、ひょっとしたら一部のファンにはその概念自体があまりピンとこないかもしれない。 一方で新日本のファンにとっては試合を楽しむための非常に重要な概念として理解されているかもしれない。 試合の中で…

丸藤はただの天才なだけじゃない。

久しぶりに本当にドリームカードと呼べるマッチメイクがあった。 現IWGP王者にしてプロレス界の中心といって過言ではないオカダ・カズチカと丸藤の試合がG1初日から組まれたのだ。 オカダについては現役最高峰の選手なので、今更いうまでもない。 丸藤である…

歌舞伎町の女王 -アイスリボンin歌舞伎町

今日はクソ大雨の中歌舞伎町でプロレスを見てきた。 何のイベントか未だにわからないが、その中でアイスリボンが提供試合を行う、というので、無料だし、暇だし、というわけで出かけたのであった。 元々は3試合予定されていたが、この悪天なので4wayタッグ1…

今と未来 -アイスリボン7.3後楽園

今日はやることもなかったのでアイスリボンの後楽園大会へ。 引っ越してから何となく行き難いような気がしていたけど、実は自宅から非常にアクセスがいいことがわかって、意気揚々と出かけたのである。 最近スターダムに続きアイスも月1で後楽園をやってお…

表現力 -永田裕志

プロレスは戦いのエンターテイメントである。 そこで魅せるのは単に勝敗という結果だけではない。 いかにして勝つか、いかにして負けるか、そのプロセスこそがプロレスの本質でもある。 だからこそ受けの美学という言葉があるし、井上まさおのようなレスラー…

試合から滲むもの

今日は大阪で新日本プロレスの大きな大会があった。 私は家で新日本ワールドで見ている最中なのだけど、メインを見る前にすでに書くことが満載である。 なんとなれば柴田と永田の試合があったから。 この試合にこそプロレスらしさが溢れていて、素晴らしかっ…

殻 -藤本つかさとアイスリボン

今は新日本プロレスワールドでIWGP戦を見ながら書いている。 果たして石井はいかに自分を示すのか・・・。 さておき、私は男子も女子も見るプロレスファンである。 大日のデスマッチだけは理解できないが、基本的にはコミカルもシリアスもルチャも日本式も割…

プロレスの社会性 -4.10両国

今日は新日本プロレスの両国大会があった。 つい先日ニュージャパンカップで内藤が優勝してからまだ全然経ってない気がしていたから、あっという間に今日である。 せっかくならもう少し前哨戦で引っ張っても良さそうなものを、こうも早いタイミングでやるん…

興行としてのあり方 -スターダム後楽園3.21

今日もプロレスへ、月1が恒例となっているスターダムである。 先のテレビ放映後初の後楽園だが、客入りはかなり増えている印象であった。 恐らく7割くらいは売れたんじゃないだろうか。 北側席は入場口として潰してはいたけど、熱気含めて非常に高かった印…

光るもの ―アイスリボン後楽園

今日は気まぐれにアイスリボンの後楽園大会へ。 目玉の一つとして世羅・成宮の組んでいた.STAPの復活タッグと、藤本・中島のベストフレンズのタッグチャンピオンシップ、あとは会場で知ったが所属選手が競泳水着コスチュームで試合をするという謎の企画。 ま…

地上波なのに

昨夜遅くに地上波でスターダムの特集が放送された。 NHKの番組の一部でイオと宝城は密かにテレビに出てはいたけど、こうして前面に出るのはもちろん初である。 其れ以前から少しずつ一般層への露出は増えており、それこそももクロのライブに呼ばれたり、そこ…

突き抜けないセンス

どうも突き抜けない人というのはどこにでもいる。 能力もある、信頼もある、スキルもある、なのにトップになれない。 一方で大した実力もないのに上に上がる奴もいるのは世の常だが、素直に実力があって上にいる人の方が多いのはどこの世界でも同じはずであ…

発信力

今のプロレス界で誰に期待するか、と言った場合に、多くの人は多分オカダカズチカとか、棚橋とか中邑とかいうんじゃないだろうか。 あるいは彼等ではなくとも特定の選手を挙げる人が多いんじゃないだろうか。 それは当然といえば当然で、リングに上がってい…

リマッチの是非

まずはこの動画を見てほしい。 まだ全日に武藤がいて、征矢と大森がGet Wildとして活動していた頃の傑作記者会見である。 テーアはタイトルに掲げたリマッチについてである。 新日本プロレスの1.4ドーム大会は見事に成功し、今年も新年早々ベストバウトと呼…

柴田に期待すること

今年も毎年恒例の東京ドーム1.4が開催されて、大盛況を呈したらしい。 らしい、というのは、私は今年行けなかったから。 カレンダーが今年は4日から仕事始めを示していたため、間に合わなかったのである。 どうせ新年なんて明けて早々やる事もないだろう、と…