続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

2023-01-01から1年間の記事一覧

もがく人

週刊プロレスで隔週連載している中野たむのコラムで、今週はスターライト・キッドについて書いていたのだけど、共感的に感じたところもあったので少し触れてみようと。 このコラムでは以前にもMIRAIを取り上げており、その時は当時W王者だったので、白のベル…

清宮とMIRAI、プロレスの難しさ

ここ数ヶ月でいくつか気になるトピックが。 まず一つは夏の祭典、新日本プロレスの開催するG-1クライマックスだ。 NoahのN-1も同時期に開催されているが、やはりバリュー的にも認知度的にも歴史的にも前者に軍配だ。 それはともかく、今年の注目の一つはやは…

お前のための時代なら・・・

最近スターダムのことばかり書いているが、動きがあるところの方が面白いし、色々と語ってみたくもなるものだ。 ともあれ、最近話題?なのは世代闘争だ。 外敵のすずかけしかけて始まったのだけど、壁世代が岩谷、たむ、朱里、そしてジュリア。 対する新世代…

ベテランvs若手、ただの世代闘争じゃないのが面白い - NewBlood

私個人としては度々書いているのだけど、プロレスの面白さの最たるものはレスラーの人生が見えることだ。 プロレスはプロレスだからプロレスなんだけど、いいレスラーは須く試合にその生き様が現れる。 私は昔から柴田とKENTAが好きなんだけど、彼らの試合に…

充実のその先に -スターダム4.23横浜

今日はスターダムの横浜アリーナ大会へ。 この大会はトピックてんこ盛りで、チャンピオンシップが並んでいるのは勿論だが、今の女子プロ界のトップどころが多く参戦。 アイスリボンから退団後勢いに乗るプロミネンスは6人タッグのベルトの防衛戦、対するは…

プロレスはプロレスであってプロレス以外ではない

女子プロ界が揺れている。 大きな経営的バックを得たスターダムと東京女子だが、男子は雲泥の差を産んでしまっているが女子については存外そんなに差はないのではないかと思っている。 正直東京女子はほとんど観たことはないんだけど、この間の武藤の引退試…

底上げを狙うかスターダム -3.4代々木第二体育館大会

ブシロードが攻めている、と思っているのは私だけではないはず。 男子においては新日本プロレスで、女子においてはスターダムで、それぞれプロレス界の地図を書き換えようとしているのではないかと、そんな気がしている。 別途記事を書いているけど、先に開…

最高です、オールスタージュニアフェスティバル2023

プロレスという競技ならではだなということを感じることがしばしばあるんだけど、そんなことの一つが3月1日に開催されたオールスタージュニアフェスティバルだ。 新日本プロレスの高橋ヒロムが呼びかけたことで実現したわけだけど、普段見ないインディ団体か…

LAST LOVE 武藤敬司引退 

遅ればせながら、武藤敬司の引退試合を観に東京ドームへ行ってきた。 個人的な思い出としては、私は全日本の社長だった頃からの武藤しかしらない。 プロレスを観始めたのがちょうど其の時代だったんですね。 それこそ小島もいて、真田や征矢、カズ・ハヤシと…

ノアvs新日本、でこれからどうする?

昨日今日とノアはビッグマッチを開催、一つは昨年に引き続き2回目となる団体対抗戦、もう一つはグレート・ムタのラストマッチだ。 会場まで行こうか迷ったが、結局配信で見ることに。 まず対抗戦だが、昨年はこの両団体がぶつかるというだけで大きな話題に…

勝てない理由は弱さではない -月山和香

現在女子プロレス界最弱といえば、月山和香の名前が多く上がるだろうか。 現在スターダムに所属しており、前団体含めてデビューして既に2年以上が経っているがいまだに勝ち星がないという、ある意味では奇跡的な実績を誇るレスラーだ。 かつて最弱といえば真…

期待するものの違い −ノアの元旦興行

昨日は昨年に引き続きノアの元旦武道館へ。 結局昨年はノアはこの一回しか観なかったな。 今年は何と言ってもムタの引退を飾る一戦として中邑が参戦するという。 今やアメリカでもスーパースター、あのWWEが現役の選手を貸し出すこと自体が極めて異例だが、…