続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

時代の変化、いろいろ ーアイスリボン1231後楽園

今日は毎年恒例のアイスリボン、年末最後の後楽園大会へ。 プロレス自体気がつけば随分久しぶりだが、アイスも結構久しぶりかな。 この年末をもって主力選手の多くが退団、他方で新たにデビューした選手や、朝陽のようにしばらく停止していたが再開したもの…

思い切り良く

スターダムの昨日の大阪大会はさまざまな意見の飛び交う話題性豊富な大会になった。 大きな話題の一つは、渡辺桃とスタラキのいざこざからのユニット移籍マッチだった。 方々で言われているが、今のスターダムはユニット抗争を前面に押し出しており、それが…

人間万事塞翁が馬

男子3日会わねば刮目せよ、とは昔の言葉で、子供の成長は早いぜ、と言った意味だったかと思うが、プロレスを観ていて面白いと感じることの一つはレスラーの成長である。 レスラーに限らず仕事でもそうだが、出来なかったことができるようになる瞬間や、こい…

待ってたぜ! -柴田勝頼復活(仮)

njpwより 昨日は新日本プロレスのG1 Climax最終戦であったわけだが、思わぬサプライズが。 後半の開始前に、なんと柴田が登場。 しかもただの挨拶ではなく、グラップリングの特別ルールながら5分間の試合をしたのだ。 相手を務めたのはザックだったが、5分…

Life Story ー語るべき物語

今日はプロレスで2つの胸熱なトピックがあった。 新日本プロレスとスターダムだ。 キーワードはずばり”Life Story”だ。 私にとってプロレスの中で面白いプロレスってなんだ?と聞かれたら、この言葉に集約されると言って過言ではない。 まずは新日本でのLife…

スターダム_5star グランプリと新日本プロレスG1 Climax

画像:バトルニュース 約2ヶ月ほどにわたり開催されたスターダムのシングルリーグ戦、5 star グランプリが昨日終了。 コロナの影響もあり日程変更やそれによるかなりタイトなスケジュールとなったり、ジュリアが怪我で途中棄権となったりと、何かと話題もつ…

メットライフも充実 ー9.4 & 9.5の新日本プロレス

この土日は新日本プロレスのメットライフドーム2daysであった。 東京ドーム以外ではかなり大箱での開催であったが、観客はかなり絞りながらもなお少ないのは時制的にしかたないところか。 個人的にこの大会での注目点は、鷹木の防衛戦とスターダム勢の試合だ…

未来は俺らの手の中

最近ますます勢いづくスターダム、この短期間でここまで話題性も獲得して、会場の規模も増しているのはもちろんブシロードの資本力はあるにせよ、何よりコンテンツとしてのプロレスの魅力の証左ではないだろうか。 新日本プロレスも、今では後楽園クラスでは…

女子プロファンにみるマンスプレイニング

マンスプレイニングという概念がある。 ざっくり言えば、男が女性に対して、偉そうに講釈垂れる様をさして言う。 その名は女性に対して見下したりしばしば見下したニュアンスを含むため、この言葉自体も批判的なニュアンスを持って使われるものであるが、そ…

次はどうなる? -スターダム

昨日のスターダム大会はようやく動きが出てきそうな、そんな感じになったようだ。 今後のユニット編成でもだいぶ変わるのではないだろうか。 まずはキッドが大江戸隊に移籍になったこと。 このまま岩谷と仲良しタッグやってても多分成長しないだろ。 アイド…

世界は変わらない

今日は木村花の1周忌ということで、メモリアル興行が行われた。 もう1年か、なんていう思いは誰しも思うだろうが、この体感は必ずしも彼女のこの不幸な事案に限った話ではないのかもしれないけど、やっぱりやりきれない思いがどうしてもしてしまう。 私は聖…

団体カラーの比較

最近は男子の団体よりも女子の団体を好んでみている。 可愛い子も増えたので、単にそうした観点があることも否定はしないけど、私がプロレスに求めているものが、今は女子の方がわかりやすく出しているという背景もあるのである。 男子の団体もそれなりに面…

壁の存在

特に仕事の場面での人間関係で 大事だと思うことは、酒を飲みに行けることでも普段から遊ぶことでもなくて、純粋に仕事そのもので尊敬できる存在がいるかどうかだと思っている。 尊敬というか、この人すげぇな、ちょっとかなわねぇと健全に思わせてくれる存…

一段落して次のステップへ -アイスリボン 3.27

今日はまたアイスリボン後楽園大会へ。 雪妃と藤本のベルト戦をメインに据えており、また久しぶりに松本もタッグで出場するので、観たいなと。 チケット代は少しだけ上がっていたが、入りを抑えているのでそうなるのよね、という話だ。 まぁ、隣が空いている…

結局は個人闘争

プロレスの面白さはフィクションとリアリティの間にこそある、というのは個人的な価値観の話ではあるけど、多分多くのいわゆるプロレスファンの人には一定の共感をもらえるんじゃないかと思いっている。 今更総合格闘技なんかと同じ土俵で評価しようとは思わ…

それぞれの葛藤? -スターダム0130

今日は2週連続プロレス観戦、スターダム高田馬場である。 スターダムはいつぶりかしらというと、結構久しぶりな気がする。 見てみたらちょうど一年前だった。 先週はアイスリボン後楽園だったが、今回はベルサール高田馬場という初めましての会場。 こういう…

挑戦的であること −アイスリボン 後楽園

久しぶりに2ヶ月連続でプロレスを観に行った。 年末に続きアイスリボンである。 今回はつっかとすずのベルト戦があったので、これは観ておきたいなと。 正直このカードはまだ早くないか?という気もする。 もう少しいろんな選手とやって、その後にいよいよや…

真面目さの足かせか -渡辺桃

プロレスはエンターテインメントである、というと少しネガティブなニュアンスも含んでしまうかもしれないが、プロはショービジネスに限らず須くエンターテインメントであるべきだと思っている。 私は社会人の全てを広告畑で過ごしてきたが、クライアントへの…