続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

ノアの今後はどうなる!?

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今日はノアの横浜大会、鈴木軍との決着戦となるか?という大会である。

前回の有明ですべてのベルトを奪われており、今日はそのすべてを取り戻せるかというのが焦点である。

この間タッグリーグがあったり、ジュニアのベルトでは防衛戦も行われている訳であるが、果たしてこの間に何が起こったかといえば、森嶋が引退しただけである。

それ以外に何かトピックがあったかと言えば、正直何もなくて、単に平生の時間が過ぎただけという印象である。

私は週プロで追いかけている感じになっているけど、そこでの扱われ方も正直大したことないし。

逆に言えばそれくらいしか扱いようがない、要するに面白みがないということに他ならないのではないか。

今日の大会ではマイバッハと某永田裕二がタッグを組むという話も上がっているが、それでいいのだろうか。

結局鈴木軍に話題をもらって、新日本の選手にテコ入れしてもらって、じゃあノアの選手は何をしたのだろうか?


それこそインタビューでも「絶対取り返す!」とか、小橋がレフェリーをとか、そんなムードっぽいことは出すけど、根本的に薄いんだよな。

私はプロレスの携帯サイトも登録していて、各選手のブログも鈴木みのる含めて読んでいるけど、それこそ有明の後とかこの大会前後は鈴木軍が、ベルトが、ノアの誇りが、などと言うことを書いているが、それ以外ではただの日記でしかない。

それ自体を否定するわけではないし、平生はそれでいいだろう。

しかし、今はノア始まって以来の危機のはずである。

それでこの生ぬるいテンションはいったい何なのだろう。

選手からは何の危機感も感じない。

一方の鈴木みのるのブログは、さすがプロだと思う。

ややナルシーな文面もあるし、自分の店も開いたからそこについての、要はリング外の話題もあるけど、ずっとこの大会を盛り上げるためにいろいろ吹っかけていることがよくわかる。

でも、正直あまりに反発が弱くて、書く内容にも苦慮しているように思えてならない。

私は団体の中ではノアは好きなのだけど、でも最近は如実にテンションが落ちている。

なぜかって、この所属選手の危機感のなさですよ。

この間試合を見に行ってはいないけど、観に行こうと思えないんだもの。

今日だって、私は横浜にはいかない。

プロレス的ないやらしい目で見れば、ここで取り戻してハッピーエンド!みたいな話かもしれないが、仮に取り戻しても取り戻せなくてもこれ以上面白くならないから、このストーリーは終わらせるしかないとしか思えないから。

折角みのるがここまで憎たらしくやっているのに、所属選手のまあ面白くないこと。

挙句の果てに新日本に頼っているわけでしょ?かつての敵に?

意味が分からない。

ここはノア所属選手が感情もあらわに必死に食らいつくからこそ団体としての姿勢やプライドが出るのであって、それこそキャプテン・ノアとかいうパクリキャラに始まり、外敵ゲストに頼るなんてもう情けないと思わないのだろうか。

選手もいて、なんやかんや支えてくれるファンもいて、こういうチャンスもあるのに、それをまったく活かせないなんて、無能としか思えないフロントである。

丸藤も頑張っているのだと思うけど、なんか今一だな。

まあ、全員できれいに整列しての発起会見からして既に残念だったからな。

顔のない労働組合ストライキみたいだ。


さんざぼろカスに言っているけど、期待してたんだ。

最近の体たらくを観てがっかりしていたけど、これを機に再起してくれるんじゃないかって。

だけど、ここに至ってもいったい何が変わったのか。

ファンの期待をよそに選手らが演じている限りは何も変わりはしない。

結局淡々と一つの興業をこなしただけだろう。

今日よほどのドラマがあれば別だけど、そんな点の盛り上がりでは何も生まれないのはプロレスファンならだれもが知っていることだ。

何故新日本が今の勢いを取り戻したかと言えば、すべての戦略が面になっていたからだろう。

プロモーションも、ストーリーも、選手の試合も、キャラクタも、すべてにおいて意識を持ってやっていたからだろう。

表面的なエンタメ性だけを取り入れたところで何も変わりはしない。

ほんと、丸藤、TMDK、杉浦、齋藤あたりはいいレスラーだから活躍の場があればうれしいけど、後の小粒君たちはどうするのだろうね。


先が見えないぞ、マジで。