にわかにノアが少しだけ盛り上がっている。
週プロでも特集されたり、選手のインタビューが載ったりと、表に出る機会が増えている感じである。
理由はやはり新日本との絡み、その中でも丸藤とオカダのIWGP戦ゆえである。
10日に両国でタイトルマッチをやるのだけど、正直ここで終わらせるには勿体無いカードだ。
個人的には引き分けもありだと思っている。
新日本内部でオカダとタメをはれるとしたら今は内藤くらいか。
棚橋の存在感が最近薄れてきている中で、新日本的にも丸藤の存在は上手く使いたいところだろう。
こうした絡みはノアにとっても好影響があって、今日なぜか組まれたGHCタッグ戦。
このタイミング、シングルの二日前にタイトルマッチを組んでしまう意味不明さ。
ここで新日本が勝ってもノアが防衛しても、なんだかイマイチな感じだ。
ほんとどうして組んだんだろう。
と、言いつつ観に行くんだけどね。
この後楽園大会は久しぶりに熟れているようだしね。
ところで、密かにこの試合の裏で悔しい思いをしているレスラーがいる。
ここ1年以上ノアで頑張っていた鈴木みのるだ。
鈴木軍としてあれこれやってきたみのるは今日の興行にはおらず、いまはイギリスにいる。
明らかに新日本のルートでやっているのだけど、オカダとの絡みで一気に持って行かれてしまって、一体どんな気持ちなのかと思うよね。
確かに閉塞感というか、あまり発展性のない状況に陥っていたことは間違いないけど、あまりにも急すぎるというか。
ノアのベルトを持つ杉浦も存在感がすっかりないしな。
プロの世界だから仕方ないところはあるけど、やっぱりそりゃないんじゃないの、と思えてしまう。
ちなみにノアの内部で言えば、北宮とか中嶋、そして杉浦は確かに頑張っているけど、なんだかんだジュニアの二人はイマイチだし、ヘヴィの他の連中なんてもう誰がいるかすらわからない。
こうして注目を集めているといっても、結局丸藤だけだとも言えるしね。
こういう状況を見ても、やっぱりみのるは貧乏くじだったよな。
ともあれ、どう絡んでいくかを見ていく感じだよな。