続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

女子プロファンにみるマンスプレイニング

 

マンスプレイニングという概念がある。

 

ざっくり言えば、男が女性に対して、偉そうに講釈垂れる様をさして言う。

 

その名は女性に対して見下したりしばしば見下したニュアンスを含むため、この言葉自体も批判的なニュアンスを持って使われるものであるが、その風景自体はよく見かける。

 

ほら、居酒屋とかで。

 

大体の場合相手が年上であり会社でも立場が上のおっさんがやっており、女性側はめんどくせぇなと思いながらも仕方なく聞いているケースが大半だろう。

 

だって、ほとんどの場合そんなことはわかってるわ、て言う程度の底の浅いものだから。

 

そういうことを好んでする奴は残念ながら頭悪いひとである場合も多いしね。

 

お前程度の浅い考えなどもうわかっとるわ!と言う話である。

 

 

最近SNSの使い方やそこでのコニュニケーションについて、割とストレートに苦言を呈する人が世の中的に増えてきているように思う。

 

発信者は多くが若い女性アイドルやタレントさんだろう。

 

女子プロレスラーも積極的に活用しており、人気商売においての一定の有用性は確かにあるため、多くの人がアカウントを持ってやっている。

 

当然フォロワーの大半はその支持層であるところの男性層だろう。

 

まぁ、好きな子の写真とかいっぱい上がってたら見たいしね。

 

私も何人かフォローしているが、タイムラインが可愛い女の子でいっぱいなのは、目にも嬉しいことだ。

 

 

それはさておき、殊プロレスラーについてみると、これは男女によらずだが試合についてや展開について当然様々な意見が飛び交う。

 

この選手はこの方が面白いんじゃないか、こことかこの戦いはもっと見たい、ここは組んだ方が、などなど、他のスポーツ以上にそうしたことが面白いジャンルではあるから、それ自体はどうこうではない。

 

私も好き勝手言うしね。

 

ただ、それを選手個人にああだこうだと向けるのは個人的には違うと思っている。

 

それこそTwitterのリプライにもあれこれ書く人はいて、それ自体は応援の形でもあるからもちろん良いんだけど、ちょいちょい謎のアドバイスを送る奴もいる。

 

とはいえオープンスペースならまだ良い。

 

多分中にはいわゆるダイレクトメッセで個別に送る輩も結構いて、この手のやつが往往にして厄介なのだろう。

 

人気の女子選手となればかなりの量が来るだろうし、ポジティブな内容なら良いだろうけど多分そうじゃないやつの方が多そうだし。

 

そんなの毎日見てると流石にぐったりするだろうな。

 

 

今朝方、今日後楽園大会のあるスターダムの小波がそんなようなツイートをしていた。

 

今日のカードに絡んで小波がした昨日のツイート、おそらく対戦カードの写真でウナギのところだけ塗りつぶした画像を載せたわけだが、多分それに絡んで面倒な奴が絡んできたんだろう。

 

昔、たしか中野たむが星輝か誰か忘れたけど、ある選手を同じように塗りつぶして非難を浴びる事案があったが、その文脈とかも言われたのかもしれないが、ともあれそこでSNSの使い方含めて?たいそうな御託を並べたのだろう。

 

結構一般の会社でも同じような場面が多いけど、残念ながらその程度のことはほとんどの場合わかっていることである。

 

苦言を言いたかっただけ、ということもあるから、それはまた別な話ではあるけど、良かれと思って言ってあげた、みたいな話は本当に聞く価値がない。

 

ちなみに、仕事してて本当に思うけど、中途半端にうだついてるおっさんよりも、男女によらず若い子の方が真面目でひたむきな子が多いし、いろいろ勉強もしててよくものを知っている子が多い。

 

もちろん経験値的なものはないから、その点についてはちゃんと適正に導くなら教えるなりは必要だけど、少なくとも上から目線であれこれ言うことはプラスにはならない。

 

頑固な子も多いしね。

 

 

とりあえず、プロレスの面白さはあれこれファンが好き勝手にいいながら、音楽なんかと違ってリアルタイムに展開されていく作品であるという点である。

 

だからついあれこれ言いたくなっちゃうけど、それを選手に直接言わないのがマナーなんじゃないかなと。

 

せめてその道で極めた人ならともかく、ほとんどがプロレスにもスポーツにもエンタメにもただの素人なんだから。