今日はWaveの後楽園大会へ。
それはおいおい書くとして、Waveも考えてみたらかなり久しぶりである。
トップラインは大畠、水波がいて桜花や春日もいるから大きく変わってはいないんだけど、今回は初めて見る選手もたくさんいた。
今の路線になる前だったので、かなり久しぶりである。
そんなわけで目新しさも感じるこの大会、試合数も少ないので一通り感想を。
まず第1試合はこちら。
エキシビジョン的に引退する飯田vs長浜。
飯田は今回引退興行前に怪我をしてしまったため、発表時には試合が発表されていなかったんだけど、そこに特別に組まれたエキシビジョンだった。
それでも5分間とされていたが直前で普通のシングルに。
とはいえやっぱり十分に動けている印象はなかったが、私はてっきりこれであとはセレモニーかと思っていたけどその後がちゃんとありました。
試合後にレフェリーが手を出して抱き合う姿が、実はいいシーンであった。
続くはこちら。
どんなものかと思っていたんだけど、春日のちょんぼ?で試合は4分強で終了。
どんなもんかもクソもなかったな。
試合後中島がキレていた。
続いては3すくみのタッグ戦、アビリバvs桜花・美桜vs藤ヶ崎・フェアリーという組み合わせ。
桜コンビについては身長差も面白いけど、ほとんとに親子くらいの差があるわけだが、桜花がなぜか彼女の部下?みたいな感じになっていた。
この試合は試合巧者も多くなかなか盛りがっていた。
最後はごっつぁん的にフェアリーがさらっていったわけだが、バタバタしながらもWaveらしい試合だったのではないだろうか。
暫定になっていたらしいタッグのベルト戦。
匠がしばらく怪我で欠場していたので、その間宮崎・野崎が暫定王者になっていたらしいんだけど、改めて決定戦をとなったらしい。
元NEOvsマーベラス、野崎も初めて見る選手だ。
美人なのは知っていたが実力は果たして。
この試合では、とにかく宮崎が光っていた。
動きはこの体格に似合わず俊敏だし、コミカルもこなすので試合の要所要所でうまく流れを変えていた。
野崎にしろ門倉にしろ匠にしろ、正直まだまだというか、技の精度は低いしとにかく変な間が多くて見ているとその都度気持ちが離されるのである。
門倉は技をもっとちゃんと練習しないとダメだし、野崎は長い足を使った蹴り技はいいんだけど、もう一工夫が欲しい。
試合も終盤に差し掛かってそれだとフィニッシュが映えないわけである。
それが双方に続く展開が1回や2回じゃないから結構厳しくて、違う意味でハラハラしたが、そこを宮崎がうまくフォローしていた。
結果は暫定王者組の価値で正式なチャンピオンに。
試合後に次期挑戦に3組?が手を挙げたが、一応人組に決定。
そしてなぜか一人で出てきたさくらが宮崎に端っこで恥ずかし固めされているという謎の絵面が展開されていた。
ベテラン・浜田文子vs昨年優勝の山下りな、最近評価も著しい山下と、未だ現役な浜田だがどんな試合になるのか。
試合は一進一退というか、割と真正面からぶつかり合う展開だったけど、畳み掛けの強さはやっぱり文子がすごかった。
対する山下は、昨今の若手女子に有りがちなポーズだけはしっかり取るみたいなところがあって、それはいらんだろと思うところが諸所にあった。
それでも優勝したので、ぜひこの期待値に応えられるように頑張ってほしいよね。
しかし、見た目に反して多分この子いい子だ。
ラストは改めての飯田美花引退マッチ、時間無制限の6人タッグであった。
夏・小林・山下組vs桜花・長浜・飯田組という組み合わせ。
山下、大丈夫か?
入場した瞬間にすでに泣いている山下。
やっぱりいい子だ。
それはともかく、この試合では最後は全選手が入ってラッシュを喰らわせるという女子プロ引退試合の定番もあって、懐かしい顔もちらほら。
なぜか社長のGAMIがボコボコにされる展開や、さくら・宮崎がさりげなく乱入してきたりとお祭り状態。
そんな中でも夏は前見たときはあんまり覚えていないけど、いい感じになりましたね。
メイクバッチリで話題になったが、前見たときより綺麗に見えたね。
ただ観客がちょっと残念で、主役の飯田が攻める場面でカットに入った時などにブーイングを出すのはいいし、今はヒールでやっている彼女にそれが向くのはいいと思うんだけど、彼女が普通に攻撃しただけでブーイングするのは違うだろうと。
それって単にお前出てくるな、という意味になってしまうから、途中まではあえて悪者感を出すアクションをしていたがだんだんそれもしなくなっていって、ちょっとかわいそうだった。
実際この試合ではこの子の動きがかなりいいアクセントになっていた。
観客の質ってこういうところに出るよな。
ともあれ、最後はハッピーな感じで終わったのでよかったよね。
ラストのセレモニーでも、なぜか宮崎・さくらが乱入してきて恥ずかし固めをしているという謎の状況(トップ画がそれです)がしばらく続いたが、それも彼女の人柄ゆえなのだろうか。
それにしても、よく女子の引退試合を見るなとつくづく思う。
2年くらい見ないだけでもここまで新顔が増えるのは、反面それだけ出入りが激しいということだろう。
女子の場合、切実に体の問題もあるから一概には良くないなんて言えないし、男子に比べれば体にダメージを与え続けることはよくないしね。
せめてキラキラした形で送り出してあげられるうちにこうした引退試合を組むのは、いいことだよね。
ともあれ、また折に触れて様々な団体を見に行こう。