4月の両国の試合以来、重体ゆえ入院していた柴田、今は退院したものの、かなり大きな後遺症が残っている状態である。
新日本からの公式発表よりも毎週の彼のブログで本人の口から状態を知るわけだけど、思っていた以上に状況は重たいのがしれて、ファンとしては心配な限りだ。
しかし、語る文面は力強く、どこまでもプロレスラーであり続ける彼の姿は、これこそがプロレスの力だということを思い知らせてくれる思いだ。
プロレスラーとしての復帰は、容体から考えて多分難しいだろう。
だけど、それでも彼のブログを見ていると期待せずにはいられない。
彼のニックネーム「ザ・レスラー」は伊達じゃ無い。
まずは今生きていていることが素晴らしい。
そして、諦めていない、今も戦っている。
復帰を語れるような状況でも無いけど、だけど彼には復帰を期待したいと思っている。
またリングに戻ってきてくれと。
なんで俺が彼のファンになったのか、それは彼はギブアップをしない選手だったからだ。
今ほど評価されているわけでもなく、スタイルがあるわけでも無い。
言い方は悪いがただのチンピラみたいな頃から、決してギブアップはしなかった。
だから惹かれたところがあったし、今の彼のスタイルが出来上がったのだ。
今は生きている。
だったら柴田のやることは一つ、リングで戦うことだ。
でも今は、違うところで戦っているわけだけど、引き続き応援するだけである。
待っているよ。