続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

世界へ -紫雷イオ

 
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ついにこの時が来たかと思うのか、ようやくかと思うのかは受け取るファンによって違うのかもしれないが、私は後者であった。
 
今や女子プロ界において、殊パフォーマンスという部分では誰の目にもトップは里村かイオである。
 
同じ団体で後輩でもあるカイリがWWE入りしてからというもの、彼女の心中がどのようなものだったのだろうか。
 
里村は、スタイル的にも日本を中心にした方が存在感があるだろうと感じんるんだけど、イオは飛べるし見せ方含めても海外向きだと誰もが思っていたはずだ。
 
ましてスターダムの中だけで収まっているにはあまりに勿体無い。
 
年齢的にも、ここらがいいタイミングだろう。
 
団体からの正式発表はまだだけど、まあ確実だろう。
 
 
昨年新日本から移籍した中邑や、フリーから道を切り開いた華名(ASUKA)はじめ、最近では日本のプロレスラーへの目が変わったことで海外に出る選手も以前よりも増えたような気がある。
 
個人的には元Noah所属だったKENTA(Hideo)や、元DGの戸澤など、活躍はまだまだにしても日本人の名前を聞く機会は増えた。
 
喜ばしい事態だと思うし、日本のプロレス人気にさらに加速させるだろう。
 
所属ではないにしろ、鈴木みのるのように海外のコアなファンから熱い支持を受ける選手は実は少なくないし、なんだかんだ日本のプロレスはレベルが高いと思う。
 
一方で、カズチカは確かにいいレスラーだけど、WWEかと言えば多分そうではない。
 
言うなれば、彼はミスチルみたいなものだ。
 
鈴木みのるや里村は坂本慎太郎みたいな存在かもしれない。
 
ASUKAや中邑はBoredomsかな。
 
KENTAや戸澤はX Japanとかかな。
 
カイリはBabymetalとかかな。
 
その視点でいうと、果たしてイオはどういう受け取られ方になるだろうか。
 
それも楽しみである。
 
 
日本で彼女が見られなくなるのはやっぱり寂しいというか惜しい気持ちもあるけど、こういう挑戦はいいことだよね。
 
胸は小さいけどスターになるだけのポテンシャルは十分だから、ぜひ、世界の女子プロレスを牽引する存在になってほしいね。