続・論理プロレス論考

観戦の感想、レスラー個々、そしてプロレスを見る私と、様々な角度からあれこれプロレスを語りたいブログ

女子プロレス

今まで、そしてこれから -アイスリボン横浜文体2019

今日は久しぶりにプロレスへ。 アイスリボンの横浜文体である。 昨年も行ったけど、それからもう1年も経つのかとちょっとびっくりしたけど、ともあれ今回は何周年でもない、純粋な興行としてのビッグマッチだ。 いくつかトピックはあったが、ほとんどが身内…

アイドルレスラーの本気 -安納サオリ

最近の女子プロレスラーはすっかり可愛くなったと言われて久しい。 女子プロレスラーといえば、長与千種やライオネス飛鳥、北斗晶にアジャコングやダンプ松本などが一般的なイメージだろう。 もちろん彼女らがバリバリの頃からアイドル的なルックスの選手は…

才能と野心 -岩谷麻優

最近また生でプロレスを見ることから疎遠になっており、もっぱらメディアで追いかけている状態である。 主だった団体の動向自体は追っているものの、実際どうなのかというところはやはり生でみてこそ。 どれだけメディアで賞賛されていても、実際にみたらそ…

気づけば恒例アイスリボン -後楽園12.31

今日はここ数年すっかり定番になっているアイスリボンの年内最後の後楽園大会へ。 今年一年何かと話題に事欠かない団体で、藤本は見事女子プロ大賞にも選出された。 10代の新人達も技術面はもちろんイマイチではあるが、元気に試合をしていて、団体としての…

突き抜けない -ジャングル叫女

優秀で地味な社会人はその実績ほどに評価されないことがしばしばある。 会社員として働いていると、もちろん業種にもよるけど人と関わりながら仕事をする場合、社内の人をどう使うか、どれだけ気持ちよくやってもらうかが重要になる。 でも、どんな業種でも…

デスマッチの是非

女子の団体にあって今一番勢いがあるのは、間違いなくアイスリボン だろう。 集客も年々増えているし、活動も幅も広がっており、Yhaooニュースで登場する機会も女子の団体では一番多いだろう。 色々な方面に進出しており、ポジション的には女子のDDT的なイメ…

女ゴジラ -松本浩代

日本の女子プロレスラーがにわかに注目を集めている。 それこそAsukaの活躍あたりから顕著である。 WWEとしても、いよいよ女子部門にも本格的に注力をし始めたということだろう。 Kairiにしろイオにしろ、その活躍がますます期待されるばかりだ。 たまにWWE…

変化は一瞬、努力は継続 -アイスリボン横浜文体(観戦後)

今日はアイスリボンの横浜文化体育館大会へ。 先にすでに書いているので、今回は結果について。 とにかく今日一番印象的だったのは、メインで藤本と戦った雪妃真矢である。 本当に半年ちょっと前まで、イマイチ突き抜けないななんて思っていたんだけど、メキ…

ビッグマッチは大事 -アイスリボン横浜文体(観戦前)

from プロレスtoday プロレス興行におけるビッグマッチとは何か。 そこで見せるものは、団体のそれまでの集大成とその後を占う転換点になるため、単に大きな会場でやる祭りなだけではなくて、その成否は結構向こうしばらく引きずることになる。 大型興行の代…

必死さをなめてはいけない -Kairi Sane

先のチャンピオンシップで元スターダムの宝城カイリ、現Kairi Saneがベルトを奪取、Asukaに続くNXTで2人目の日本人チャンピオンになった。 プロレスファンとしては嬉しいニュースだし、彼女が頭角を現し始めた頃によくスターダムを見ていた身としては、やっ…

必死さの影 -スターダム後楽園0716

今日は久しぶりにスターダム、後楽園大会へ。 また気がつけば1年ぶりくらいになるんだけど、その間イオの日本最終戦などもあったのに行かなかったのは、なんでだろう。 あんまり魅力的なトピックがなかったというか、なんとなく興味を惹かれなかったのだ。 …

衝突の解決方法 -アイスリボン0708

今日はまたアイスリボンの後楽園へ。 月一の後楽園大会にはここ最近は結構な頻度で見ているんだけど、なんだかんだ今のこの団体にはいろんな見所があるんですね。 最近活況を呈しつつある女子プロレス界であるが、その中でも非常に面白いと思う。 プロレスの…

少女一日会わねば刮目せよ

この週末でWWEの来日公演が行われて、最近本国でも話題の日本人スーパースターが活躍していたわけであるが、ここでやはり新たにジョインする紫雷イオも正式に入団発表とあいなった。 ASKAがバリバリのトップ戦線で存在感を示している中で、彼女の活躍は日本…

世界へ -紫雷イオ

ついにこの時が来たかと思うのか、ようやくかと思うのかは受け取るファンによって違うのかもしれないが、私は後者であった。 今や女子プロ界において、殊パフォーマンスという部分では誰の目にもトップは里村かイオである。 同じ団体で後輩でもあるカイリがW…

連覇と引退 -Wave後楽園0505

今日はWaveの後楽園大会へ。 毎年恒例となっているリーグ戦、Cacth The Waveの決勝戦と、飯田美花の引退マッチの2つのトピックがあったんだけど、結果的にやはり後者の方が立つことに。 それはおいおい書くとして、Waveも考えてみたらかなり久しぶりである…

人生を示すもの

プロレスの面白さってなんだろうと言うことを、人と話をするたびに思うんだけど、女子プロレスに関していえば、アイドルを応援するのと同じ心理があるかもしれない。 アイドルといっても昔の松田聖子などの時代のアイドルではなく、言って見ればAKB以降のア…

期待に裏切って応える -アイスリボン後楽園0325

今日は久しぶりにアイスリボン後楽園大会へ。 今回はかなり新しい動きが期待できそうだったし、新たにデビューした選手もいたので、トピックは満載だ。 その中でも大きいのがメインイベントのチャンピオンシップで、王者は現役高校生王者にして、アイスリボ…

団体としての成長 -アイスリボン

今日は昨年に引き続き、アイスリボンの今年最後の後楽園大会へ。 この大会での目玉いくつかあったけど、個人的にはつくしの復帰戦と、都vsスズキの同期対決、世羅vsくるみのチャンピオン戦。 そのほかにもいくつか一連の中での決着マッチみたいなものもあっ…

プロレス的な懐

暴力事件で謹慎処分となっていたつくしが大晦日の後楽園大会で復帰することが発表された。 相手はつっか、トップ自らが勤めることになった。 毎年アイスリボンは後楽園大会を大晦日に開催しており、そこでは結構豪華なカードを揃えるのだけど、今年はそうし…

けじめのつけ方 ー豊田真奈美

プロレスラーの引退にあたっては、誰とやるのか、どんな試合になるのかというのは結構重要である。 どんなスポーツでも終わり方は大事だど思うけど、プロレスは試合でただ戦うだけではなくて、そこでなにを伝えるかが重要な側面もある。 だから、例えばタッ…

一つの踊り場 -アイスリボン後楽園0827

今日はアイスリボンの後楽園大会へ。 今女子の団体の中では一番伸び盛りで、出場選手も新旧男女問わず出てくるので、カードもバラエティに富んでいるので、最近面白いのだけど、今日は正直言ってイマイチだった。 カードとしての注目はベストフレンズvsアビ…

将来性と課題 -スターダム後楽園

今日はスターダムの後楽園大会へ。 今回はシングル2つとタッグのベルト戦が3つあり、いずれもなかなかに素晴らしいカードであったから。 タッグは先ごろようやく戴冠となったジャングル・松本組に外人タッグが挑む。 松本浩代という師匠を見つけて以来、さら…

女子プロ界のDDT? -アイスリボン後楽園

今日はアイスリボン後楽園大会へ。 メインは世羅vs山下の同世代ライバル対決、といっても私は2人の関係って知らなかったんですけどね。 セミではタッグのベルト戦、現チャンピオンのWave大畠・水波に対するはアイスリボンの次世代エース候補、つくし・くるみ…

何が変わった? -スターダム後楽園

今日は久しぶりにスターダムの後楽園大会へ。 ふと振り返ってみたら、スターダムの試合自体実に1年ぶりであった。 毎回行った時にはこうやって記事にしておくのだけど、ちょうど丸1年前だった。 なんでこんなに間が空いたのかというと、そんなに深い理由はな…

引退試合に映るもの -木村響子引退試合

今日は急遽木村響子の引退試合へ。 個人的にはそこまでファンというわけでもなかったが、他のカードが非常に豪華だったこと、またプロレスラーとして色々発信していこうという姿勢はすごいなと思っていたので、せっかくならというわけだ。 思ったよりチケッ…

成長の1年 -アイスリボン後楽園

今日はプロレス納めとて後楽園でアイスリボンの試合を観に行った。 今年一番観た団体はここだったな。 メインカードはICEX∞のベルトを懸けたトーナメントの準決勝、決勝なわけだが、タッグ戦でも面白いカードが。 ベルト戦はアイスの誇る?重量級組vsWaveの…

勢いの先 -アイスリボン1103

今日はアイスリボン新木場大会へ。 注目は何と言ってもつっかvsつくしのベルト戦である。 かねてよりそのポテンシャルは素晴らしいつくしと、所属選手総当たりを演っているつっかの1戦、これはみておきたいと思った次第。 この日は5試合組まれていたが、他…

歌舞伎町の女王 -アイスリボンin歌舞伎町

今日はクソ大雨の中歌舞伎町でプロレスを見てきた。 何のイベントか未だにわからないが、その中でアイスリボンが提供試合を行う、というので、無料だし、暇だし、というわけで出かけたのであった。 元々は3試合予定されていたが、この悪天なので4wayタッグ1…

今と未来 -アイスリボン7.3後楽園

今日はやることもなかったのでアイスリボンの後楽園大会へ。 引っ越してから何となく行き難いような気がしていたけど、実は自宅から非常にアクセスがいいことがわかって、意気揚々と出かけたのである。 最近スターダムに続きアイスも月1で後楽園をやってお…

殻 -藤本つかさとアイスリボン

今は新日本プロレスワールドでIWGP戦を見ながら書いている。 果たして石井はいかに自分を示すのか・・・。 さておき、私は男子も女子も見るプロレスファンである。 大日のデスマッチだけは理解できないが、基本的にはコミカルもシリアスもルチャも日本式も割…